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前章の帰り道
鋼
「…あれ?
行きは迷わず来れたんだがな…」
見事に迷っていた
鋼
「あぁあ、
こんなときみんなみたいに
空とか飛べれば
楽なんだけどなぁ…」
…
……
………
…………
鋼
(念じたら紫様あたりが
助けにきてくれるかも…)
もうやけである
鋼
(紫様紫様紫様紫様…)
?
「どうした!?」
鋼
「うぉわ!?
あぁ、
妹紅か」
妹紅
「妹紅かとはご挨拶だな
んで、
こんな道端でなんで
難しそうな顔をしていたんだ?」
念じたら妹紅がやってきたという
お前の紫様に対する念はその程度なのk(ry
鋼
「…ってよく考えてみれば
大助かりじゃねぇか!!」
妹紅
「?
一人で勝手に納得しないでくれないか?」
鋼
「あぁ、
すまん
実はだな…」
かくかくしかじか
鋼
「ってわけだ」
妹紅
「何も喋ってないぞ?」
鋼
「あ、やっぱ駄目か…
永遠亭からの帰り道だったんだが
見事に迷っちまったんだよ…
だから妹紅に会えてかなり助かった!!」
妹紅
「なるほど…
本当に運がいいな
私もちょうど今日はこのへんにして
竹林から出ようかと思っていたんだ」
鋼
「案内頼むッ!!
クッキーあげるから!!」
妹紅
「クッキーはいらないけどね」
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