†白玉楼†

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幽々子 「はぁ~ 飲んだわぁ~」 鋼 「俺より飲んだくせに全然酔ってない… さすがは幽々子さんだ…」 妖夢 「…」 幽々子 「あら、妖夢 酔ったの?」 鋼 「いや、 妖夢はオレンジジュースですから」 実際妖夢は寝ているだけのようだ こっくりこっくりしている 鋼 「…」 幽々子 「手は出しちゃ駄目よ」 鋼 「いや、 んなこと考えてませんから!?」 まもなく今日が終わろうとしている それでも桜は綺麗に咲き誇っている 一時期しか咲かないはかない華、桜 それはどんなに脆い木であったとしても 彼らの目の前に咲いている桜は 偉大であり、 とても美しい 鋼 「幽々子さん」 幽々子 「ん? なにかしら?」 鋼 「俺は人間です 植物と同じで、 いつ死ぬか いつ枯れてしまうか わかりません ですから、 これだけは言わせて下さい」 幽々子 「…」 鋼 「そのおはぎは俺のですよ」 幽々子 「!!」 鋼 「ばれないと思ったら大間違いっすよ」 幽々子 「ちぇっ… くれてもいいじゃないの…」 いろいろとぶち壊しである
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