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「くぬっ!くそっ!
なぁ正、あのズドンってなるやつ使って良いか?」
「駄目!まだ3面じゃないか!」
「だって!正が苛めるから私なんて一匹も倒せないまま死んでくんだぞ?」
「このゲームはやってたって言ったじゃん。神業テクで僕の事を泣かせるんじゃ無かったの?」
「そんな事言われても………あっ!最後のやつも死んじゃった」
「このゲームはプレイヤー同士の殺し合いを楽しむゲームだからね。
恨むんなら自分のテクを恨みなよ」
「うぅ…酷いよぉ…そうやって虐めてぇ…私は楽しく2人でやりたかっただけなのにぃ」
「うっ!ごめん!今度は協力しながらやろ?だから泣き止んで?」
「……うん。泣き止む…」
「良かったぁ。小雪は泣き顔も可愛いけど何時もの顔の方が全然可愛いよ?」
「そうかな?正が言うならそうなんだな。じゃあ2人で協力してまたやりますか」
「げ、ゲームをだよ?なんで手をワキワキしながら近付いてくるの?今日はもう二回もしたのに……あっ!」
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