日常

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「うぬぬぬぬ」 「どうしたの?何か踏ん張ったりしてるの?」 「違う!煙草を止めようと思って我慢してるだけだ!」 「小雪が煙草を止める? はははっ。そんな事は無駄だから止めときなよ」 「ぬぬ。そこまで言われては女が廃る。 なら私は宣言しよう!煙草を止めると!」 「はいはい。本当に止めれたら一回だけ願い事を聞いてあげるから頑張んなよ?」 「今の言葉に二言は無いな!? 止めれたら私と結婚して貰うからな!?」 「け、結婚!?僕は小雪となら嬉しいけど、願い事とかじゃなくて、ちゃんとプロポーズしたいし。 まだ収入は少ないしだから結婚はまた今度ね?」 「ふむ。正の言うことも一理あるな。では何を願うか考えながら止める事にするか」
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