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『どっ…どうしたんですか? フローレ様』
『いっ…いや、何でもない…
それで、そのクリスタルとやらは何処にあるのじゃ?』
『それが…まだわからないんだ』
『わからない!?』
フローレは、また驚きながらアレンに向かって言った。
『確か…どこかの洞窟にあるって聞いたような…』
『……』
『一人で探しておるのか?』
『あぁ、いきなり頼まれて、まだどうすればいいのかわからないからな』
『そっ、そうじゃろうの…』
『(フローレ様、どうしたのかしら…)』
フローレの驚きように、セアラは少し疑問を抱いた。
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