第3章‡不思議な少女セアラ‡

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『どっ…どうしたんですか? フローレ様』 『いっ…いや、何でもない… それで、そのクリスタルとやらは何処にあるのじゃ?』 『それが…まだわからないんだ』 『わからない!?』  フローレは、また驚きながらアレンに向かって言った。 『確か…どこかの洞窟にあるって聞いたような…』 『……』 『一人で探しておるのか?』 『あぁ、いきなり頼まれて、まだどうすればいいのかわからないからな』 『そっ、そうじゃろうの…』 『(フローレ様、どうしたのかしら…)』  フローレの驚きように、セアラは少し疑問を抱いた。
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