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『まぁ、今日はもう遅い
今夜はここまでにしようぞ…』
『はい…では、薬をここに置いときますね』
セアラはテーブルに薬を置いて、自分の部屋へと戻っていった。
『あいつは、ここに住んでるのか?』
『ん? まぁな…
セアラは捨て子じゃったからのぅ…わたしが引き取ったのじゃ』
『そうか…』
『さて、お主も今日は疲れたじゃろう
今夜はゆっくり休むとよい』
『あぁ』
フローレにそう言われ、アレンも用意された寝室へと向かったのだった。
『クリスタル…ついに、それを求める者が現れたのか……』
フローレは、ただそれだけを言って部屋に戻ったのだった…。
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