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次の日になり、アレンは朝から旅の支度をしていた。
『もう支度をしているの?』
『あぁ、長居は出来ないからな…』
『そう…』
アレンの言葉に、セアラは少し残念そうな顔をした。
そこへフローレが現れる。
『早いのぉ、もう旅立つのか?』
『あぁ、早く用事を済ませたいからな』
『そうか…
ところで、一つ頼みがあるのじゃが……』
『頼み?』
するとフローレは、セアラの肩に手を置き…
『このセアラを、お主と共に連れて行ってくれんか?』
『えっ!?』
フローレの言葉に、アレンとセアラは同時に驚いた。
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