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前回と同じように麻酔をかけられる。
足の時より 心臓に近いせいなのか恐怖感が襲う。
俺… 目…覚めるかな…
胸にメス入れられるんだから怖くない奴は居ないよな?💦
朝早く みゆきが公衆電話使って電話してきた。
俺の病室は個室だから電話が備え付けられてる。
みゆき
「大丈夫?
…絶対上手く行くから リラックスして頑張ってね?💦」
俺
「大丈夫だよ!
俺より みぃや姉貴の方が緊張してるんぢゃね?(笑)
今回もパッパッと簡単に終わらせて来るさ♪」
みゆき
「…蓮?」
俺
「ん? なんだ?」
みゆき
「無理しなくて…いいんだカラね?」
俺
「無理なんてしてねぇよ♪」
みゆき
「うん…
夕方 行くけど 多分 また眠ってるだろうね。
明日も行くからね!」
俺
「あぁ… Thank you!」
無理しなくていいんだよ…か…
俺が隠してる複雑な気持ちとか不安を アイツは解ってる。
きっと気付いてる。
多くを語らず 余計な言葉も言わないけど
チャント俺を見ててくれてる…
実は夕べ緊張感や恐怖感で眠れなかったんだ。
正直逃げ出したくなってた。
平気を装っててもアイツにはバレちまうらしい(笑)
不思議だけど
朝のみゆきからの電話で何か落ち着いた。
頑張ろう!
大丈夫だ!
姉貴
「頑張ってね!」
俺
「おぉ!!
行って来るよ!」
いざ 戦場へ!
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