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夕方 みゆきが来てくれた。
麻酔がシッカリ醒めてないのか やたら眠いんだケド
アイツが来るのを 今か今かと待ちわびてたんだ。
何か アイツの顔が見たくてたまらない…
手術前 ホントはかなり弱気だった。
目が覚めずに 死んでしまうんぢゃねぇか って不安だった。
今 こうして生きているのが 嬉しいと思う。
また アイツに逢える…
みゆき
「蓮~♪
ヨカッタ~💦
無事に手術終わって目覚めてくれて💦」
俺
「来るの遅せ~ぞ!」
みゆき
「ごめん💦
これでも急いで来たんだよっ!」
ふざけて 話してると
出かけてた姉貴が戻って来た。
ニヤケ顔で 聞いて来た。
姉貴
「あれ、 渡したの?」
ヤベッ💦 来たっ💦
【あれ】
とは…
一冊のノートだった。
いわゆる 【交換日記】って奴で
あまり長く一緒にいられねーし 話も出来ないカラだろうカラと
姉貴が 気を効かせて買って来てくれたんだ。
つ~か こんなん やったコトねーし💦
ガラぢゃねぇのによ💦
恥ずかし~やら何やらで 一体何書きゃい~のか解らねぇし💦
姉貴
「早く渡しちゃいなさいよ~(笑)」
仕方なく さっき 書いた日記を みゆきに差し出した。
みゆき
「なぁに? これ…」
不思議そうに ノートを開こうとする。
俺
「ダメだっ💢
今 見るなっ💢
いや💦… その…💦
帰ってカラ 見てくれ…💧」
ビックリ顔の みゆきは 首を傾げながらも
学バンにノートをしまい込んだ。
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