£初デート£

4/5
前へ
/187ページ
次へ
小樽駅に着いてから バスに乗り 揺られる事数10分… 俺 「おっ♪ 見えて来たぞ♪」 降りると目の前には上り坂💧 一瞬 足を止めた俺。 その時 俺の腕に みゆきの腕が絡みついて来た。 みゆき 「ゆっくり歩こ♪」 💦💦💦 急に腕を組まれた事にドキッとした。 俺 「だっ💦大丈夫だよ! 一人で…」 みゆき 「いいからっ! 頼りたくない気持ちは解るけど 素直に人の好意は受けるものだよ? 人間一人ぢゃ生きて行けないの。 必ず誰かしらに助けられて生きているんだよ。 さっ♪ 行こっ♪」 正しい… コイツの言ってる事は確かに正しい… だけどなっ! 当たってんだよ💦 さっきから… むっ… 胸がさ💦💦💦 顔がホテって来た💦 耳まで熱いぜ全く💦💦 焦る俺に気付くはずもない この鈍チン女💧 グイグイ引っ張られるまま坂を上り 館内に入って行った。 沢山の魚を見回して まるで子供みたいに喜ぶ みゆき。 よく見ると 結構 カップル居るんだな。 やぱ デートは水族館か遊園地がベストだな! みゆき 「ウーパールーパーだぁ♪ あっ、電気ウナギ~♪ 見て見てっ スゴイよっ蓮っ!💦」 …いいな… こういうの… なんつーか… 心が穏やかになる。 当たり前に生きて来たけど 病気になって 一度は死にかけて 足は失ったけど 得たものも 沢山ある。 生きててよかった! マヂでそう思ったんだ。
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

330人が本棚に入れています
本棚に追加