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小樽駅に着いてから バスに乗り 揺られる事数10分…
俺
「おっ♪ 見えて来たぞ♪」
降りると目の前には上り坂💧
一瞬 足を止めた俺。
その時
俺の腕に みゆきの腕が絡みついて来た。
みゆき
「ゆっくり歩こ♪」
💦💦💦
急に腕を組まれた事にドキッとした。
俺
「だっ💦大丈夫だよ!
一人で…」
みゆき
「いいからっ!
頼りたくない気持ちは解るけど
素直に人の好意は受けるものだよ?
人間一人ぢゃ生きて行けないの。
必ず誰かしらに助けられて生きているんだよ。
さっ♪ 行こっ♪」
正しい…
コイツの言ってる事は確かに正しい…
だけどなっ!
当たってんだよ💦
さっきから…
むっ… 胸がさ💦💦💦
顔がホテって来た💦
耳まで熱いぜ全く💦💦
焦る俺に気付くはずもない この鈍チン女💧
グイグイ引っ張られるまま坂を上り 館内に入って行った。
沢山の魚を見回して まるで子供みたいに喜ぶ みゆき。
よく見ると 結構 カップル居るんだな。
やぱ デートは水族館か遊園地がベストだな!
みゆき
「ウーパールーパーだぁ♪
あっ、電気ウナギ~♪
見て見てっ スゴイよっ蓮っ!💦」
…いいな… こういうの…
なんつーか…
心が穏やかになる。
当たり前に生きて来たけど
病気になって 一度は死にかけて
足は失ったけど
得たものも 沢山ある。
生きててよかった!
マヂでそう思ったんだ。
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