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俺
「ペンギンのショー 始まんぞ…」
みゆき
「あっ💦 うん💦
待って~💦」
一人で歩き始めた俺。
完全に俺はふて腐れてた。
みゆきが よろけた俺に また腕を絡ませて支えようとした。
…でも 俺は その好意を跳ね退けた。
ガキだよな💦
短気起こして スネて…
心配そうに見つめるアイツの顔を見て 逆にイラッ💢としちまった。
俺
「助けは要らねぇよ💢
いつも支えて貰わなきゃ…
助けて貰わなきゃダメな弱っちぃ男にはなりたかねーんだよ💢」
バカなのは俺の方だ。
ホントは解ってるのに 口に出た言葉がこれだもんな💧
あん時のアイツの悲しそうな顔…
ずっと忘れらんないよ。
ごめんな みぃ…
気を取り直して ショーを見始めた頃には 普通に接する事が出来た。
みゆきも何かホッとしてるみたいだった。
だってよ~
初デートなんだぜ?💦
地獄の闘病生活から開放されて
ヤット 初めて2人っきりのデートまでこぎつけたんだ!
いくら フラれ…
いや! まだわからねぇ!
いくら 笑い飛ばされたからって ブチ壊す訳にいかねぇぢゃん?💦
チャンスはまだある!
鳴かぬなら…鳴かせてみせよう ホトトギス…
俺は豊臣秀吉だ!
以前の俺なら
鳴かぬなら 殺してしまおう…
織田信長だったな(笑)💦
負けるな俺!
ファイトだ俺!
精一杯 心ん中で自分にエールを送った。
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