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その時いきなり部屋のドアが開いて宏隆が突き飛ばされた。
神流は何が起こったか分からなかった。
ただ誰かの声が聞こえる。
「宏隆…いい加減にしろよ。
コーチとか他のやつらには言わないからどっか行け…。」
とても低い怒った声が聞こえる。
…誰?
見上げるとベルトをしめて部屋を出て行く宏隆と、宏隆と一緒に話していた…髪が茶髪でツンツンの人がいた。
茶ぱツン君は急いで神流に自分のユニフォームを脱いで被せた。
神流は怖くてガタガタ震えていた。
茶ぱツン君は優しく笑って
「もぅ大丈夫だよ…。」
と言って、神流の頭を撫でた。神流は泣きながら「怖かった。」と泣いていた。
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