9人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
「‥お父様…?」
私はもう冷たくなって動かない父の手に自分の手を重ねる‥
「‥何で?
目を開けて下さい‥お父様ぁ…」
目からは大粒の涙がいくつも頬を伝い落ちていく
ねぇ‥お願い…
「‥私を一人にしないで…」
その夜、父が永遠の眠りについたベットの横で
少女はひたすら声をあげ、止まる事を知らない涙を流し続けた…
最初のコメントを投稿しよう!