第一話

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「アリス!? 早く床掃除を終わらせてちょうだい! これからお客様がみえるのよ!!」 「‥は、はい!今すぐ!!」 私はバケツとぞうきんを手に私を呼んだ義母のもとへ駆けていく。 「まったく!本当に使えない子ね。」 今日来るお客様は義母にとってとても大切な人なのか‥ 凄くキレイなドレスを着ている。 「申し訳ございません‥義母様…」 後が恐いので、取り敢えず怒っている義母に頭を下げて謝る。 「いいから。早く掃除してちょうだい!」 去って行った義母の背中を見送り 取り敢えず、水の入ったバケツにぞうきんを浸す。
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