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「キャァ!アリスお嬢様!!
何をしていらっしゃるのですか!?」
「あ、リア。おはよう」
召使い用の服を着た20歳位の女の人が凄い勢いで駆けて来た。
この人は、小さい頃から私をお世話してくれているリア・フィリスだ。
育ての親のようでもあり、私の姉のような存在だ。
「おはよう。‥ではございません!!
ローデル家の血を引いている実娘ともあろうお方が何をなさっておられるのですか!?」
「‥リア‥落ち着いてよ…。」
「私は冷静です!」
えぇぇぇぇぇぇぇ………。
真っ赤になって怒ってる人が…何を…言っているのだ…
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