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ひらひらと舞い散る
赤い花弁は
まるで血が滴り落ちてる様
時間よ辛い思いを消すために
早く過ぎてくれ
二人の永遠の恋だけは
消さないで
あなたは瞳を開けたまま死んで
その身体は徐々に
腐食していってる
春が訪れる前に
あなたとの約束は
絶たれてしまった
愛しいあなたの体は冷たくなり
二人の約束は叶えられず
そうしたら
あなたは夢の中の淵で
私を道ずれしようとしてる
ここ最近いつものように
悪夢を見た夜は眠れないほど
鼓動のリズムが狂っている
闇に浮かんでいるあなたに
せめて餞を授けよう
何もかもが終わった
この心の傷みは癒えない
あなたは土へ帰り
ふとあの約束を思い出すも
あなたはもう死の世界にいる
ひらひらと舞い散る
赤い花弁は
まるで血が滴り落ちてる様
時間よ辛い思いを消すために
早く過ぎてくれ
二人の永遠の恋だけは
消さないで
今夜もまたあの悪夢を
見るのだろうか?
そんな事を思いながら
瞳を閉じた
悪夢を見た夜は眠れないほど
鼓動のリズムが狂っている
闇に浮かぶあなたに
せめて餞を授けよう
ひらひらと舞い散る
赤い花弁は
まるで血が滴り落ちてる様
時間よ辛い思いを消すために
早く過ぎてくれ
二人の永遠の恋だけは
消さないで
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