*真実*

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「ごめンね!!!まったあ???」 公園に着くと、すでに彰はきていた。 「俺も来たところ。行こうか!!」 彰は亜弥に、ニコッと笑ってみせると歩きだした。 ドキッ………… まただ… 自分の中で何かが動きだしてるのを、自分でも感じとる事が出来た。亜弥にとって、彰の存在が、だんだん大きくなってきている事。 亜弥は完全に彰に惹かれていた。 それから、2人は電車に乗りショッピングモールに向かった。 電車の中では、他愛もない彰との会話が、亜弥にとってはとても幸せな時間だった。 「すごい人だねえ…!!」 ショッピングモールに着くと、そこは人、人、人… 二人とも、呆気にとられていた。 彰が、その時にふと言った。 こんなに沢山の人がいても、聞き取れた言葉… それはわたしの胸に突き刺さった。 「亜弥ってさ、優と付き合ってるんだよね!!!俺も…実は美里と付き合ってるんだ!!!」 え……… 今、なんて……… 彰が美里と付き合ってる??? 嘘だよね…??? 嘘って言って… わたしは、その場に座り込んでしまった。
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