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「Σそう言えば、まだ名前を聞いてなかったわい。お主、名は何という?」 青年が思い出したように聞く。 「Σ石川瑠夢(いしかわるむ)。瑠夢で良い。お前は?」 瑠夢の問いに青年は首を横に振った。 「名はない。あえて言うならグランドピアノじゃ。」 「何かつまらんな。ι」 青年の言葉に瑠夢は冷や汗をかく。 そこで青年が閃いたように瑠夢を見た。
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