彼の本音を知っている。

彼の好きな人。

しばらく裕太のmi🌕iページをぼーっと見ていた。

もうやることもないし見たいものも見れるものもない。

日記も書いていないか、マイミクのみ公開になっているのか、
どちらにせよ関係のない私には見ることはできなかった。

しかし裕太の性格上や前のmi🌕iの退会理由や早苗の話からすると書いていない可能性が高い。

あぁ。

別人としてアカウントまで取得したのに完全に無駄な労力になってしまった。

だいたい思い返してみると私はここまでして何がしたかったのだろうか。

落ち込みかけたその時。
ふと思いつく。

せっかくだから別人として裕太にブラックメールしちゃおうかな。

昔某テレビ番組のコーナーで流行ったブラックメール。

他人になりすましてメールをし仲良くなり、最後にﾄﾞｯｷﾘでした。とばらすやつ。

おもしろくてすごく好きだった。

あぁ。ちょっと楽しそうじゃん。
軽い気持ちでやってみることに決めた。

ブラックメールは有名だし、急に知らない人からメールがきたら
いくらmi🌕i上のやり取りとは言え怪しいし、返事はこない可能性が高いだろう。

まぁでもこなかったらこなかっただし。
それはそれでいいや。

あとでばらしてからかってやろっと。

私ふられてるしそれくらいのｲﾀｽﾞﾗは可愛いもんだよね。

と私は思った。