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少し怪しいかもしれないとは思ったものの
返信はほしいが返信ほしくないというのが私の複雑な本音だった。
三年付き合った彼女と別れたばかりで、好きな人もいるのに
更に新しい出会いに食いつくような男には絶対ガッカリしてしまう。
しかし返信が来なければ面白くない。
いつも思う。
人間って勝手な生き物だ。
裕太に送るメッセージの内容も適当につくった。
「恋愛のコミュニティーからきちゃいました!まだmi🌕i始めたばかりで友達いないので、良かったら絡んで下さい♪」
いざ送るとなるとちょっぴりの罪悪感は消え、ワクワクしか残っていなかった。
返信きますように。
私は願いを込めて送信ボタンを押す。
この時の私は本当に軽率だった。
携帯を見ない方がいいとはよく言うが
ブラックメールもそれと同じだ。
世の中には知らなくていいことがたくさんあるのにーーーー
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