第一話

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飲み終えたコップを洗い洗い物置きに置く そのあと、へなへなと台所にある椅子に腰掛けた 「畜生…。もうあんな弱い俺じゃあねぇのに…クソッ」 ドンと机を叩く しばらくして、ようやく平静を取り戻した俺は時計を見ると 6時23分 「もう一度寝たら確実に寝坊だな…。真知子に、どやされて起きるのは勘弁だからな…」 それに… 俺はブンブンと首を振る 「大丈夫…大丈夫…。俺はもう弱くはない」 俺は部屋に戻り、汗で濡れた寝巻きからジャージへと着替える 「まあ最近は体もなまってきてたから、丁度いいだろう」 そして俺は家を出て、まだ日が登ってない薄暗い朝のジョギングへと出掛けた
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