第一話

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「到着ああぁぁく!!」 勢いよく玄関の扉を開くとそこには、一人の人影があった 「到着、じゃないわよ!もう朝御飯の時間よ。全く汗だくで…早くシャワー浴びて来てちょうだい。洗い物が片付かないんだから」 人影…真知子は言うだけ言って、家の奥へと消えた 「なんだよ、うん?これは…」 玄関内の靴棚の上に、ちょこんとタオルが置かれていた 「…サンキュー真知子」 俺は真知子に感謝して、そのタオルで汗を拭いた
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