プロローグ

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当麻先輩…お兄ちゃんに告白して諦める事を決意した日、元気づけてくれた人達がいた。 先ずは友達。幼なじみの斎藤和泉と瀬川晃太に、高校で友達になった旭弥生。 泣けないでいた私に、涙を流させてくれた。そしてカラオケに行って沢山歌って、気持ちを吐き出す手伝いをしてくれたね。 そして… その日の帰り、私を心配して帰り道で待っていてくれた、お兄ちゃんの友達の伊能鼓先輩。 寒い中待っててくれたのにビックリしたけど、その後告白されて、更にビックリした。 鼓先輩は、私がお兄ちゃんの事を完璧に諦める迄待ってるって言ってくれた。 でも それに甘えていいのかな? 「今迄通りがいい」って言ってくれたけど、本当にそれでいいのかな?  
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