第2章

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『…天使…見つからない… 』 レベルEは学園の門まで逃げてきていた。 「あ~あ 派手にやられたね。腕かすめただけでしょ。なのに腕なくなってるよ」 『‥誰…だ…』 「対ヴァンパイア用の武器の威力はすごいんだな」 レベルEは周りを見渡した。すると門の所に人影がある 湊都と颯だ 『…お前…らなにも…のだ…』 レベルEは2人を睨みつけて声をあげた。 「君たちの探してる天使だよ」 湊都がいう。 「誰の命令だ。答えろ」 颯もケンカ口調で言う。 『…お前たち…が天使…』 「そう でも 僕たちの仕事の邪魔だから」 「粛正する」 湊都と颯はレベルEに向かって掌をかざす。すると湊都は腕輪 颯はイヤーカフスが光り始める。 そして同時に唱えた 《サンダーボルト》 レベルEに雷が落ちて一瞬のうちにサラサラの灰になってしまった。 「湊都 奴らが動き出したな。しかもこの学園にいるのがバレてるみたいだ」 「うん 明日から忙しくなるね。さぁそろそろ戻らないと零くんにおこられちゃうよ」 「あぁ」 湊都と颯は寮へと戻っていく。 その姿を木の陰からみている人がいた。 「あの2人、一体何者なんだ。とにかく枢様に報告だ」
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