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理事長室では、3人が説明をしていた。
「というわけです理事長。」
「でも、学園内に迷い込むなんてことあるんですか」
私の質問にいつもはおちゃらけている理事長も、真剣な顔で話し出した。
「全く可能性がないわけじゃないけど、確率はすごく低い。なにせ枢くんがいるんだからね。何者かが、手助けでもしないかぎりね。」
そう理事長が言うと枢先パイが
「ナイト・クラスが怪しくなりますね」
と言った。
「ごめんね、枢くん」
「いえ 仕方ありません」
理事長と枢先パイは話しをしていた。
ヴァンパイアが絡むとナイト・クラスが疑われる。悲しいけど仕方ないといつも先輩は言っている。
「それより理事長、これからどうするんですか」
私は明日からのことを聞いた。
「とりあえず明日から見回り強化 ナイト・クラスは当分の間休講 ということでいこう」
理事長の提案にみんな頷いた。
「じゃあ 今日はもうみんな部屋へ帰って休みなさい。」
「はい 失礼します」
私と零 枢先パイは理事長室を出てそれぞれの部屋へ帰った。
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