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次の日、私はいつものように見回りに来ていた。
いつもと違うのは、ナイト・クラスが休講なのと・・・。
「なんで僕が黒主優姫と見回りなんかしなきゃいけないんだ」
「そういうな英」
1人ではないということ。
昨日のようにレベルEが襲ってくるといけないからと、理事長と枢先パイが藍堂先パイと架院先パイをボディガードにつけてくれることになり、一緒に回っている。
「すみません、藍堂先パイ 架院先パイ」
「全く枢様の頼みでなきゃ、この僕は見回りなんてしないんだからな。枢様と僕に感謝するんだな」
藍堂先パイはとっても機嫌が悪い。
「そういうなって英。レベルEが絡んでんだ、俺たちだって、全く関係ないわけじゃないんだから」
架院先パイは、なだめるように藍堂先パイに話しかける。
「そんなことは、わかってるさ、あの兄弟の事も気になるからね」
「おい、それは黒主には…」
架院先パイは、制止をかけるように話を止めた。
感のいい人、例えば一緒にいたのが零なら、今ので誰の事かわかるんだろうけど、
「あの兄弟って何ですか?」
私はキョトンと答える。
架院先パイは、「えっ?!」て感じで私を見てきた。
藍堂先パイは、やっぱりなと、
「誰が、人間のお前なんかに教えるかよ。枢様と僕の秘密だもんね」
どうせ私は鈍感ですよ。
そんな話をしていると、
《ガサガサ》
「「 !!! 」」
昨日と同じように草むらに何かいる。
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