第1章

5/8

144人が本棚に入れています
本棚に追加
/26ページ
「無理だね だって彼らの正体は秘密だし、それがばれないように学園ガーディアンがいるわけだし」 そう、風紀委員とは名ばかりで実は学園を守るガーディアンなのである 理事長に報告を済まし、見回りに行こうと出口に向おうとしたときに、理事長が二人を引き止めた 「ちょっとまって、二人とも 紹介したい人がいるんだ」 優姫と零が振り返ると、プライベートルームから2人の青年が出てきた。 青年はデイ・クラスの制服をきていた 「新しい転入生だよ」 理事長はニコニコしながら優姫と零に紹介してきた 「優姫、零 華月 湊都くんと華月 颯くんだよ。2人は双子で明日からデイ・クラスで授業をうけるからね。荷物は陽の寮の部屋に運んであるから、案内してあげてね。」 湊都と颯は会釈していた。 「湊都くんと颯くん、こっちは優姫と零 僕のかわいい子供たちだよ。仲良くしてね」 そういうと零は怒りながら 「たしかに、あんたには世話になった、だが息子になった覚えはない」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

144人が本棚に入れています
本棚に追加