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エリック
「え…?」
ユウ
「エリック!」
エリック
「あ…れ…?」
エリック(N)
「目の前には、
心配そうな顔をした女の子が居て、
あのウサギの姿は何処にも無くなっていた」
ユウ
「良かった!」
エリック
「ここは…?」
ユウ
「診療所だよ」
エリック
「…え?
何で…?」
ユウ
「コッチが訊きたいよ。
エリック、
“準備中”に突然倒れるんだもん
ビックリしたよ!」
エリック
「“準備中”…?
あ、そっか…
オレ、海岸で―」
ハイル
「感謝しろよ」
エリック
「え?
何が?」
ユウ
「あ、そうそう!
ハイルにお礼!」
エリック
「だから何で?」
ユウ
「倒れたエリックを此処まで運んでくれたの
ハイルなんだからね?」
エリック
「え?
そうなのか?」
ユウ
「あたしが運べるわけ無いじゃん」
エリック
「そっか、サンキューなハイル」
ハイル
「…あぁ。
……。
ま
次は気をつけろよ?
虚弱君。」
エリック
「な―っ!」
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