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エリック(N)
「此処は
俺達の住む本島から
ほんの500mほど離れたとある小島で
干潮時には、歩いて行ける
そんな所。
今は夏休みで、
コレを機会に、
此処にある小さなログハウスに泊まり込み
オレ達は“ある準備”をしていた。」
ユウ
「はぁ~…
エリックのせいで、今日は全然進まなかったよ~…」
エリック
「う゛…」
ハイル
「そう言うな、ユウ。
仕方ないさ。
虚弱君には。」
エリック
「ぐぬ~っ!」
ハイル
「ん?どうした?
何か言いたい事でも?」
エリック
「大有りだ!
全く!どいつもコイツも言いたい放題言いやがって!」
ハイル
「事実だろ?」
エリック
「う゛っ!」
ユウ
「うん、事実だもん。」
エリック
「っか~!
判ったよ!
オレが悪かったよ!
ど~もスミマセンでした!」
ユウ
「そんな、謝られてもね~?」
ハイル
「確かにな。」
エリック
「…何が
お望みでございますか…?」
ハイル
「あ~
暑いな~」
ユウ
「暑いね~」
エリック
「…だから何なんですか?」
ハイル
「アイス。」
ユウ
「勿論、ゴリンコアイスね!」
エリック
「チックショ~…!
今月、小遣いヤバいってのに~…!」
ユウ
「文句言わな~い!
ほら、ダッシュダッシュ!」
エリック
「判ったよ…ったく!」
エリック(N)
「1日の終わりに3人でゴリンコアイスを食べるのが此処最近日課になっていた」
ユウ
「エリック
ダッシュ!」
エリック
「判ってるよ!」
エリック(N)
「平凡な毎日。
当たり前な日常。
それはいつまでも続くのが当然
その時は
そう思っていた…」
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