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「おーい…もう大丈夫だぞー」
「あっ…はーい」
「ってかお前どこに居るんだ?」
「ここでーす」
そう言って彼女は何もないところから姿を現した。
「あっ…そっかお前幽霊だから自分の姿を消せるんだな」
「それにしても…すごかったね…」
彼女は少し冷や汗をかいていた。
「ああ…いつもこんなもんだ」
「親とは仲良くしないとダメだよ」
「うっせ!てかなんで急にため口!?」
「あっ…」
このヤローだんだんと俺に慣れてきやがったな
「ウフフ」
「なっ…なんだよ」
彼女は急に笑いだした
「私…嬉しい。だって気になる人と初めて対等で話せたんだもん」
彼女は今までにない笑顔で俺に話しかけてきた。
俺は思わずドキっとした。かわいいじゃねぇか
「それはお前が緊張してたからだろ」
「まぁ…そうなんだけど」
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