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「ヤベ!…ちっミスった…」
男の人はバレたのが解ると急いで電車から降りようとした。
(まさか俺が見えるなんてな…!くそっ!俺まさか姿を消し忘れていたのか!?)
「○○駅~○○駅に到着致します。開くドアにご注意ください。」
しかし不運にも電車が次の駅についてしまった。
「今だ!」
男の人はそうとわかるとドアが開くと同時に駅のホームに飛び出した。
「あっ!待ちなさいよ!…あれ?私あいつの腕を掴んでたはずなのに」
私はなんとか捕まえようと駅のホームへ彼を追いかけたが…すでに彼の姿はなかった。
「なっ…なんて逃げ足…!」
プルルルル
「ドアがしまります。ご注意ください」
「…あっ」
プシュー
…そうしている間に電車は行ってしまった
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