174人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、私は絶対にあの男を捕まえるべくいつもより早く家を出てΔΔ駅で待ち伏せをした。
あいつは多分ΔΔ駅を利用してるはず…!昨日もおとといもここを発車してから始まったんだから…!
…しかし気になることが私の頭に残る。
昨日私は確かにあの男の腕を掴んだはずなのに…おかしいなぁ
しかもあの後男はどこに行ったの?うーん
「…まぁとりあえず今日捕まえればいい話!」
そう心に決め私はホームの椅子に座った。
「そろそろね…ってか人多いなぁ」
△△駅は予想以上に混雑している駅だった。たくさんのホームを行き交う人々…
その1人1人があいつに見えて仕方なかった
「うーんこれじゃあいつを探すのは大変そう…」
その時だった。
人混みに紛れて1人茶髪のチャラい男の姿がやってくるのが見えたのである
「え…?あっ…いた!」
…なんとそれはあいつだったのだ!
「やっぱりこの駅を利用していたのね!フフフ…みたか…私を敵に回したのが運のツキだったわね」
私はそうとわかるとすぐにあいつの下へ向かった
最初のコメントを投稿しよう!