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「えっ…!」
やっやだ…私何を言って…
「マジか…!」
なぜか向こうも驚いているようだった。
「まさか本当にオーケーしてくれるなんてな」
ちっ…違う
「ちょっと…」
「やっぱお前最高だわ!いやーやはり女神は存在したんだな」
まっ…待って
「よしっ!そうと決まれば早速電車に乗ろうぜ!お前今日も大学だろ?」
「…えっ」
私はその言葉にはっとした。
「あーーそうだった!ヤバいまた遅刻だ!」
ってかなんでこいつ私が大学生だってこと知ってんの?
ってかこいつ本当に幽霊なの?
「早くこいよ!遅刻するんだろ!?」
困惑している私を他所に男は私を呼び続ける。
なんであんなに張り切ってんの?
…あーもうわからない!幽霊ってもっと貞子みたいな奴ばっかなんじゃなかったの?
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