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なんだここ…?街灯すらないのか
相変わらず車は暗闇の中を走行していた。
(目的地まであと1キロです。目的地周辺です。音声案内を終了します)
あと1キロ…
僕はチラっと周りを見渡す。
しかしそこはやはり木々が生い茂った山道のままだった。
やっぱり間違ってたんだな。
そう思って僕は諦め車を引き換えそうとした…その時だった。
!!
「うわっ!」
キキーッ!
キュイ…
えっ…ちょ…
僕は咄嗟に車を止めた。
今…女の人が…
確かに僕は見た。女の人がいきなり車の前に飛び出してきたのを
車のハザードランプの音だけが響いた
轢いた…?嘘だろ…
僕は自分の顔が青ざめていくのがわかった。
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