174人が本棚に入れています
本棚に追加
どっ…どうしよう…ととりあえず外に出ないと!
僕はあわててすぐに車から降りた。
しかしそこにはとんでもない光景が広がっていた。
「暗いな……って…えっ?これどうなってんだ……?うわぁ!!」
僕は思わず立ち止まった
嘘だろ…?
そこにはすぐそばに崖が迫っており、車はあと2メートルも進めば落ちる位置に停車していたのだ。
「なんなんだよ…なんで!?」
動揺を隠しきれない。僕は理解ができなかった。
もしこのまま走行していたら…?
女性に気付かずあの速度で突撃していたら…?
そう考えると僕はゾッとした。
…そういえばあの女の人は…?
ふとあの女の人が頭に浮かび僕は崖の下を覗いた。
まさか…落ちた!?
最悪の事態が頭を過る。
…っ!
咄嗟に車の方を振り向く。
最初のコメントを投稿しよう!