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するとその女の人はなぜか顔を赤らめ
「べっ別にあなたを助けるために飛び出したんじゃないわよっ!。本当は驚かしてそのまま落とすつもりだったんだからね」
と急に声を張上げうろたえた。
「は…はぁ」
な…なんなんだこの人は…
「だったら別にそのままにしておいたほうがよかったんじゃ…あの登場の仕方はみんな急ブレーキをかけると思うんですけど…」
「うるさい!終わったことはしょうがないじゃないの!
…ほらっ早く車をバックさせたら!?そんなに崖に近ったら危ないでしょ!?」
「危ないって…あなたは僕に死んで欲しかったんじゃ…」
ほ…本当になんなんだよこの人!?
「うるさいわね~!助かったんだからそれでいいでしょ!ほらっ早く」
ブォーン!
「…ふぅこれで安心ね!」
その女の人は車が安全なところまで行くとホッと胸をなでおろしたかのような顔をした。
…がすぐにまた睨み付けるような表情に変え
「ホント運がいいやつね!」
と険しい口調で僕に怒鳴るように言った
マジで…なんだこいつ
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