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私は女らしくはなく、男っぽい性格だから
皆となんら問題なく遊べてた。。。
―――つもりだった―――
ある日、3歳年上の従兄弟のトキ君が私をほって弟と遊びに行った。
本当は私も一緒に行きたかった。。
私はその頃から一緒に遊ばなくなった。
―遊んでくれなかった―
の方が正しいかもしれない
同時にその頃からトキ君が苦手な存在になっていた。
15歳だったトキ君は年頃だったのか
会うたびに髪の毛の色が派手になっていた。
やんちゃになって、それなりに悪い事もしている様子だった。
そぅ…忘れもしないあの日は
―少年院から出てきた―
―今から行く―
とおばちゃんから連絡があった。
話を聞くと車をパクって少年院に入っていたらしい。
本当か嘘か判らないが母は私にこぅ言ってた。
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