ご飯の味は亀の味

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デンライナーの食堂車内… キンタロスがキッチンを借りてご飯を作っていた 「よっしゃ!できたで!」 早速盛りつけ、みんなに配る。 「なんだこりゃ?」 モモタロスが首をひねる 「だし汁にワカメとしらすを入れて炊き込んだワカメしらすご飯や!」 キンタロスが自慢気に言うと早速一口食べてみる。 それにつられてリュウタもモモもウラも口に入れた 「…これ…味は美味いけど…。」 「磯くせー」 「ほんまやな…ワカメ入れすぎたんやろか?」 するとリュウタが 「ねぇねぇこのご飯亀ちゃんの匂いがするよ」 「!!!!!!!!!」 キンタロスとモモタロス2人が口の中にウラタロスが入っているのを想像する…。 その後ろでウラタロスは食べながら 「金ちゃんに食べられるなんて嬉しいな❤出来れば違う意味で食べられたいよ❤」 キンタロスの顔が青くなる…。 「……。」 「悪いけど無かったことにしといて」 キンタロスは、おもむろにご飯を捨てはじめた 「え!何で?こんなにいい匂いがして美味しいのに!」 ウラタロスがショックをうけながらキンタロスを止めると すごく怖い顔して 「…お前だけや!」 と、キンタロスは言い放った それを聞いてモモとリュウタはうなづきながら 「あいつ、自分大好きだもんな」 「亀ちゃん自分愛してるもんね~」 と、納得していた… デンライナーは今日も平和です……
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