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街灯がポツポツある中、コンビニに向かって数10m歩く。
俺の後ろから何故か少女もついてくる。
「なあ……」
「何ですか? スリーサイズなら下から――」
「誰もそんな事聞いてないからさ。しかも外で聞いたら世間の目が厳しくなるだろ」
しかもなんで下から言おうとするんでしょうかねべらぼうめ。
「じゃあ何なんですか?」
後ろから少女が問いかけてくる。
「なんで俺の後ろをついてくるんだって聞こうと思ってな?」
少女がいきなり俺の前に躍り出る。
サラリとした腰あたりまであるロングヘアーの黒真珠のように美しい黒髪。
目はクリクリとして大きく、ちょい釣り目。鼻は高く、唇は薄いが綺麗な桜色。
肌の色は髪と相反するような白い肌。140cmあるか無いかくらい小柄で華奢な体。
ノースリーブとハーパンが似合うキュ・キュ・キュとした幼女体型。
正直可愛い。
俺が真性のロリコンだったら鼻血を吹き出して倒れていたかもしれない程に。
「だって私は高瀬学園に通いますし、少しでもこの町を知り尽くしておいた方が得じゃないですか」
高瀬学園=俺も通ってるマンモス級進学校=この子は転校生=変人な子?
「少女よ。つかぬ事を聞くがお前の名前は何だ。正直に答えないとお前の飯も、もやしにするぞ」
これぞ名案。
イッツァヘルスィダイエッツ拷問。
「次は言いませんからね? 私の名前は朝霧遥です。大切な事なので二度言います。朝霧遥です」
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目だ
ツッコんじゃ駄目(ry
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