一日目:教室(休憩時間)

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「二日に一回のペースだっしょ。今まで、巻き込まれなかったのが奇跡だっしょ」 「まあ、災難だったわよね。権藤先生にしても、自分のことを棚上げして責めてきたものね」 なんだよ、分かってるじゃないか。 そこまで言った茜は俺の手前にある空席に座る。どうやら、本題は別にあるようだ。 「実は、相談したいことがあるの」 またかよ…… 相談といっても十中八九、茜自身の案件ではないだろう。 それには茜の人となりに理由がある。
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