2、運命の出会いですっ!

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「何かしら、あれ」 幸絵が不審に思うその方向、つまりは川上の方から、どんぶらこと何やら大きな物が流れてきたのです。 「お金になればいいのだけれど」 そんなセリフを吐きながら幸絵が近付くと、 「これは……桃?」 そう、そのピンクのボディといい、ヒトのお尻の様なフォルムといい、まさに桃だったのです。 大きさは、子ゾウぐらいありますが。 「これ……食べられるのかしら……?」 幸絵はそう言いながら、何気なしにその桃へと触れてみました。
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