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その瞬間、
とてつもない光が、その桃から発せられ、
そして、
「!」
先の鋭く尖った触手の様な物が伸び、幸絵を貫かんとしたのです。
しかし、元米軍特殊部隊員の幸絵は、そんなモノにみすみす刺される程甘くもありません。
素早く反応した幸絵は見事、バク転を決めてそれを躱すと、そのままさらに3回バク転して大きく距離を取りました。
ゆっくりと――「マイ洗濯板(ボード)」を手に取り、そして構えます。
「ほう……我の一撃を避けるか……」
声がしました。
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