黒猫と小鳥

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  平成××年   4月8日………     私立桜ヶ丘学院 始業式           「……………」     桜が舞い散る中、 そう紙に書かれている看板の前に人が立っていた。       「ーー こっちだ!!」      スーツを着ている先生らしき人物が看板をみていた子を呼んだ。   その子は先生の言葉 を無言で聞き先生についていった。           ※     「んでさー!!」   「何だよ それー」     「見てー 今日の雑誌!!!!」   「きゃー カッコいい!!!!」       「……………」       どうも 私の名前は 前橋 小鳥 です     私達は今日から中学二年生なんですがみんな生活に慣れてきたのか先生が居ないことに自由にしております   ちなみに桜ヶ丘学院は中高一貫で自由な 校則が人気があるのです     んっ!? 何故 私も みんなと一緒に喋らないかって?     実は 私 人見知りでして……… 数少ない友達が 別のクラスになってしまいました       「はぁ……最悪……」     私は机に伏せいで 溜め息をはいた。  
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