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「…あ、あのさ、万里ねぇ」
「こ、今度は……なに……?」
「服……、そろそろ着たら……?」
「!」
万里ねぇはちょっとびっくりして、自分の着ているものを確認する。
やば……、震えてる……?
そして……
「※●@%☆△!?」
言葉にならない悲鳴を上げた。
そして全力疾走。
リビングに置いたままになってた服を着て、とぼとぼと戻ってきた。
まだちょっと震えてる。
「…え、えっと……、い、いつからだった……?」
「ま、万里ねぇが蜘蛛に驚いて俺の所に来た時から……」
「!?」
万里ねぇ、再びびっくり。
そして一言。
「く、国世くんって……、そ、その……、え、えっち……なの……?」
ほへぁっ!?
今俺絶対変な顔したよ。
と、突然すぎだよ!
「い、いやぁ、だって万里ねぇ、あの時に言ってたら、さらにパニックになって、もう蜘蛛どころじゃなくなると思ってさ……。べ、別に万里ねぇの下着姿が見たかったわけじゃないよ!ほんと!信じて!」
俺は万里ねぇに必死に弁解した。
「そ、そうだよね……。わ、私……さ……、お、おっぱい……ちっちゃいし……。こ、こんなんじゃダメだよね……」
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