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今日も私は少年を待ち構えていた。
・・・!来た、来た。
「あれ?お前そのコートどうしたんだ?」
少年「・・・え?・・・おじさんにもらったんだ・・・」
「ふーん」
よし。
今だ!!!!
私「わっ!」がざっ!
びくっ!
少年「!!」どんっ
「わ!?」
ばしゃんっ
私「!・・・あ!?」
私に驚いて少年はもう一人のガキにぶつかって一緒に水溜まりに倒れてしまった。
「・・・痛ってぇ・・・ああっべしゃべしゃになったじゃないか!どうしてくれるんだよお前!!!」
少年「ごめ・・・」
し、しまった!やりすぎた。
私は胸がズキンズキンと傷んだ。
私「す、すまん。私はただ・・・・」
謝ろうとした私を少年は今までみたことがない憎悪の表情で睨んで言った。
少年「あっちへ行け、あっちへ行け!!!おれが何したっていうんだ!!どうしてみんな・・・・妖(おまえ)なんか大嫌いだ!!!」
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