一日の始まり

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幽々子「あら?何を言ってるのよ。私は妖夢をそう簡単にお嫁には行かせないわ。」   妖夢「ゆ……幽々子様……💧」   なんだかんだで 幽々子様は妖夢を想っているんだな。   幽々子「だって~妖夢が誰かのところにお嫁に行っちゃったら、妖夢のご飯が食べられなくなっちゃうじゃない!」   妖夢「……💧」 源「……💧」   ああ……この小説(らしきもの)を初めて読む人に 自己紹介をしないとな。   俺の名は源(げん) みなもとと書いて源だ。 大火球異変の時、スペルカードの力を使いすぎて、それで俺は死んでしまったらしい。 でも、周りの人達の懸命な願いによって、亡霊として生きる許しを、閻魔様からもらい、俺はこうしてこの幻想郷にとどまっている。   あれから数ヶ月。 しばらく続いていた監視体制も解け、俺は自由に生きて……いや死んで……ああ、どっちでもいいか。   俺は今に至る。   妖夢「源さん?誰に向かって喋っているのです?」   源「読者様。」   妖夢「……???💧」
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