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そんなある日。
「ねぇ?」
いつものように昼飯を食べていると瑞希が話しかけてきた。
「あんた…、宮西舞って知ってる?」
何を言いだすかと思えば、意外に普通だった。
「知ってるに決まってるだろ。かなり有名だし」
「…ちょっと付き合ってほしい事があるんだけど」
「…?なんだ?」
コイツに悩みなんかあったんだ。ちょっとビックリした。
「…宮西舞に…、会ってみたいのよ」
え、宮西舞に会いたい?
なんで宮西舞に会ってみたいん………、っ!
まさか!?
「お前っ、俺だけじゃなく宮西舞までも下僕に……っ!?」
「違うわよ!!このハゲ!!」
どうやら違うみたいだ。
だって本気で殴られたし。
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