変わる日常

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いつものスケジュール(?)をこなし、自転車置き場に向かおうとした時だった。 「ねえ?」 ガシッ、と肩の関節が外れてしまいそうな勢いで瑞希に掴まれた。 「な、なんだよ…?」 「こっち来なさい」 またもや生徒会室の前。 俺もう用無いと思うんたが。 「今度は何だよ?」 「私、生徒会入ったから。 だからアンタも入るのよ」 なんでだよ!?、と聞こうとしたら、瑞希はすでに扉を開け、俺を中に放り入れた。 何て力の持ち主だ…。まるで歯が立たない…! 「あら、早速来てくれたの?ありがとう」 と、和む声を出したのは宮西先輩だった。 「私、嬉しいわ。 一気に二人も入ってくるなんて、これから楽しくなりそうだわ」 …………ん?二人? 「入ったのは瑞希だけじゃないんですか?」 「いいえ?昨日眞高さんが、『私と池村君、生徒会に入りたいんです!!』って、わざわざ土下座してくれたんですよ」 迎撃行動、迎撃行動。 ゲラゲラ笑っているアホ瑞希を捕捉。 直ちに殲滅する。
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