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それは昨日のこと。亀と電話してて、
お互いのオフが一緒だから楽しみにしていた
仁『……。で明後日なんだけどさ、』
亀『明後日?』
その単語に以上に大声を出し驚く
この時点で微妙な予感は感じた
仁『映画行くって…』
亀『あっっ‼』
やっぱり
仁『………。忘れてた。とか?』
亀『うん…。ごめん。』
声のトーンが下がり、申し訳なさそうに謝るけど、忘れられていたのにショックはあった
亀も楽しみにしてると思ったから
けど紛らかすように明るく振る舞った
仁『マジありえねぇ!大事なデートの約束を覚えてないなんて、俺への愛も冷めたな…』
茶化すように、でも本気の意味も含んで
この時はまだ、忘れられていただけだから、まだデートの想像はできてた。
亀『違うよ!でも、本当ごめん…実は……友達と約束しちゃったんだよね。』
思いがけない、ドタキャンに、怒りと悲しみが交錯した
仁『は?マジで?💢』
亀『うん、やっと、皆の空いた時間が合うから明日に飲みにいこうっていってたんだ。だから…ごめん!映画は、また今度。』
悲しげにゆう亀だけど、その約束は、止めることはなくいった
仁『…そっか、そうだよな!俺らが他の人と時間合うのってないからな。気にしないで楽しんでこいよ!』
本音。友達は大事だって何度もどこでもいってる。
けど、閉まいこんだ感情は奥底にあったのも本音
亀『ごめんね、仁。』
仁『いいって!俺の約束覚えてて、行っても、怒らねぇし。』
ってことはねぇけど。罪悪感でたくさんの亀を、少しでも収めるための言葉
亀『ありがと。仁とは、いつでも会えるしね。』
柔らかく笑う亀が胸に突き刺さった
――仁とはいつでも会える
いつだって会いたいのに、
それは俺だけかよ
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