940人が本棚に入れています
本棚に追加
壊して……
とか、自分の放った言葉に赤面する
だけど、どれ程、淫乱なこと口走っても、今は快感で充満した体の性にして
本能の成すままに身を焦がす
「おおせのままに…」
仁の熱い吐息が耳にかかって、同時に腰が浮き上がるぐらいに、最奥を貫かれ
「っあぁ…んっ…あっ、きも…ちい…ぃ…よぉ」
後ろの半身から、荒れ狂う波が退いては激しく打ちつける。
「っ……っんっ…」
胸から溢れた熱い喜びが、声にならず唇を噛み締める
仁の早い息継ぎが、鼓膜の奥に響いて
そろそろだと感じた瞬間に合図を聞いた
「…ん、はぁ……亀、イきそぅ……」
触れられてない前なのに、出しそうになるのを必死に堪えていた
神経を緩めた途端に中で熱い飛び火を感じた
同時に自分のが勢いよく解放されて、吐き出された
全て解き放たれたのと同時に、置かれた状況と場所と、背中に身を預けて脱力する仁が、重くのし掛かる
「じん…」
「ん?」
「なんで、こんなの持ってるの?」
外した玩具を目の前に突きつけて、服を整えながら睨み付けると、タジタジになる仁が言葉を探す
「いや、それはーそのーあのー、お仕置きのため?」
なんで『?』💢
それを理由にして使いたかっただけだろうが
「じゃ、仁は許してくれたわけだよね?」
確かに約束を忘れてたことは本当に悪かったし、自分でも悔しかった
ごめんね、仁
「いやいや、まだまだ許さねーし」
そういって、笑いながら抱き寄せられた時、
下半身に硬いモノを感じて唖然として赤面しながら、頭を軽くゴツく
「おまっ…!のぼせんなっ//」
まだ冷めない火照った体を和也に近づけると、真っ赤に染まる頬
この反応が新鮮で、熱が冷めねーんだよな。
つか、俺も仕事終わりだってのに、楽屋でよくやるよな(笑)
『許してくれたわけだよね?』
って上目遣いで尋ねられて、また虐心がざわついて
『許さねーし』
とかいったりして
本来の目的が亀とは違うってのも、忘れて夢中になる
「もう二度とこんなことやんねーからな!」
―end―
文字数足りなかったから最後、少し省きました😃
最初のコメントを投稿しよう!